“関西”のいろいろな読み方と例文
旧字:關西
読み方割合
かんさい42.9%
かんせい28.6%
かみがた14.3%
くわんさい14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御幣担ごへいかつぎの多い関西かんさいことに美しいローマンチックな迷信に富む京都きょうと地方では、四季に空に日在って雨降る夕立を呼んで、これを狐の嫁入よめいりと言う
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)
「はい、状元橋じょうげんきょうの西詰めで、大きな肉舗にくみせを構えていらっしゃる関西かんせいきッてのお顔ききの……」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
関西かみがたへ来たなら、是非見せて置きたいものが二つ三つある。一つは京都の博物館にある婆藪ばそう仙人と今一つは法隆寺の宝蔵にゐる何とか言つた仏体だ。
それにくはへてをとこ周旋業しうせんげふも一かううまくはかないところから、一年後ねんごには夫婦別ふうふわかれとはなしがきまり、をとこはゝいもうととをれて関西くわんさいく。
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)