“職務”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つとめ31.6%
しょくむ21.1%
しよくむ21.1%
しごと21.1%
スルージバ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獄卒らうもり捕吏とりてとは、維新前まで、先祖代々の職務つとめであつて、父はその監督の報酬むくいとして、租税を免ぜられた上、別に俸米ふちをあてがはれた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
子宮脱しきゅうだつならなるたけ早いほうがえいでしょう。糟谷かすやくん職務しょくむはだいじだ。ぼくが留守るすをしてあげるから、すぐと深川へでかけたまえ」
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
かれきはめてかたくなで、なによりも秩序ちつじよふことを大切たいせつおもつてゐて、自分じぶん職務しよくむおほせるには、なんでも其鐵拳そのてつけんもつて、相手あいてかほだらうが、あたまだらうが、むねだらうが
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
女が自分の職務しごとにも興味をもっていてくれるらしいので、同僚の姓名なまえを教えたり、やがて給料のあがる話などもした。ときどき新聞を読んでくれることもあった。
フェリシテ (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
職務スルージバは別問題ですがな、こりゃ別問題です……あなたは我輩が友情ドルージバを言いそこなったとお思いですか。