“為事”のいろいろな読み方と例文
旧字:爲事
読み方割合
しごと97.7%
いじ1.2%
シゴト1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前にはもっと入念に為事しごとをしていたではないか、どうしてこう熱意が無くなったのだ、と所長の眼が尋ねているように彼には見えた。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
おのずから活発為事いじの楽地を得て、しだいに事業の進歩をなし、ついには心事と働きと相平均するの場合にも至るべきはずなるに、かつてここに心づかず、働きの位は一におり
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
民俗学の為事シゴトとしては独立の民俗学、民俗学それ自身独立してやつて行つてゐる方面、それからまう一つ補助学科としての民俗学がある。
国語と民俗学 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)