“耶(か)” の例文
天耶(か)、時(とき)耶、燕王の胸中颶母(ばいぼ)まさに動いて、黒雲(こくうん)飛ばんと欲し、張玉(ちょうぎょく)、朱能(しゅのう)等(ら)の猛将梟雄(きょうゆう)、眼底紫電閃(ひらめ)いて、雷火発せんとす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
真(しん)耶(か)、偽(ぎ)耶(か)、太祖の失か、失にあらざるか、斉泰の為(い)か、為にあらざる耶(か)、将又(はたまた)斉泰、遺詔に托して諸王の入京会葬を遏(とど)めざる能(あた)わざるの勢の存せしか、非耶(か)。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
燕王に遇(あ)うに当って、砉然(かくぜん)として破裂し、爆然として迸発(へいはつ)せるものというべき耶(か)、非(ひ)耶(か)。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)