“耶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
28.6%
28.6%
14.3%
14.3%
ヤラ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
而生業亦因豊饒矣、嗚呼若翁者不シテカハ文雅之名而能務ムル其実者、非ラズ、余於タリ一面識於江戸
此は人類の生を遂ぐる所以の大法の然るよりして來るは姑らく論ぜずとして、世上に多く見るの事實である。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
とき耶、燕王の胸中颶母ばいぼまさに動いて、黒雲こくうん飛ばんと欲し、張玉ちょうぎょく朱能しゅのうの猛将梟雄きょうゆう、眼底紫電ひらめいて、雷火発せんとす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
シテ此等之権男女同権
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
(四、米留盆メルボルンの落陽(豪州) ヤラ水の源のあたりに牧野が平らかに広がり、五月の車窓に秋の声をききとる。人影もなく落葉しきりの林間の道をゆけば、ただ牛羊のみが気ままに歩いているのである。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)