“耶蘇教”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やそきょう55.6%
ヤソきょう22.2%
やそけう14.8%
ヤソけう7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余はこの未信教国みしんきょうこくに生れ余の父母兄弟国人が嫌悪したる耶蘇教やそきょうに入れり、余の始めてこの教をききし頃は全国の信徒二千に満たず
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
その時に当ッてよく心を養うものは何かというと、まず耶蘇教ヤソきょうの人ならばバイブル、耶蘇教でない人ならば、これは卒業なさる方々に言うのであるが
人格の養成 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
二人比丘尼ににんびくにの作者鈴木正三すずきしやうざう、その耶蘇教やそけう弁斥べんせきの書に題して破鬼理死端はきりしたんと云ふ。また悪意ある戯訓の一例たるべし。(二月二日)
耶蘇教ヤソけうで葬式をすると、かへつて輕便で神聖でえゝがな。勝はお經も嫌ひだし黒住くろずみのおはらひも嫌ぢや。」
入江のほとり (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)