“清楚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいそ96.9%
さつぱり1.6%
さッぱり1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたかもどこか上流の礼儀正しい家でも訪問して、清楚せいそとした申し分のない印象を与えねばならぬ場合を、控えているかのようだった。
一通ひとゝほりの挨拶あいさつをはつてのち夫人ふじん愛兒あいじさしまねくと、まねかれてをくするいろもなくわたくし膝許ひざもとちかすゝつた少年せうねん年齡としは八さい日出雄ひでをよし清楚さつぱりとした水兵すいへいふう洋服ようふく姿すがたで、かみ房々ふさ/″\とした
この時の娘の身装みなりは旅姿のままで、清楚さッぱりとしたなりで飾りけの気もなかッたが、天然の麗質はあたりを払ッて自然と人を照すばかりであった。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)