“膝許”の読み方と例文
読み方割合
ひざもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふと産婦の握力がゆるんだのを感じて私は顔をげて見た。産婆の膝許ひざもとには血の気のない嬰児えいじが仰向けに横たえられていた。
小さき者へ (新字新仮名) / 有島武郎(著)
余計な御苦労かけるのが御不便ごふびんさ。決して私は明さんに、在所ありかを知らせず隠れていたのに、つい膝許ひざもとおさないものが、粗相で手毬てまりを流したのが悪縁となりました。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しかしどこでもそうだが仙台の人たちは膝許ひざもとのこういう品を別に大事にはしない。段々需要が減って行くのも致し方ない。しかし見直す人が出れば惜しがるであろう。
現在の日本民窯 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)