“效果”のいろいろな読み方と例文
新字:効果
読み方割合
きゝめ37.5%
かうくわ25.0%
こうか12.5%
エツフエエ12.5%
エフエクト12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまけに先刻さつき手早てばや藝當げいたうその效果きゝめあらはしてたので、自分じぶん自分じぶんはらまり、車窓しやさうから雲霧うんむうもれた山々やま/\なが
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
但馬守たじまのかみ莞爾くわんじわらつて、ひやく宗教しうけうせん道徳だうとくも、ひとつの死刑しけいといふものにはかなはない、これほど效果かうくわおほいものはもとむることが出來できないとおもつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
みづ燃燒ねんしようもとそゝぐこと、ほのほけむりいでも何等なんら效果こうかがない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
纖弱かよわ肩胛骨あふぎぼねは彫刻にも效果エツフエエのある者である。更に温く曇つた水蒸氣の中に「白の調和」は一層善く、色彩畫家コロリストのカンヷスに向くと思ふ。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
この作の表現形式へうげんけいしき構圖こうづの不統一な事をげて、作のテエマの效果エフエクトうすいと云ひ、私は作の構圖こうづ形式けいしきに對する缺點けつてんおほふ丈けに、作の内容がふかめに
三作家に就ての感想 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)