“擲(ほ)” の例文
青草(あをくさ)の中(なか)に身(み)を沒(ぼつ)して居(ゐ)る毒蛇(どくじや)に直接(ちよくせつ)手(て)を觸(ふ)れようとするものは一人(にん)もないけれど、遠(とほ)くから土塊(どくわい)を擲(ほ)つたり、棒(ぼう)の先(さき)でつゝいたり徒(いたづ)らに怒(おこ)る牙(きば)を振(ふる)はせることは彼等(かれら)の好(この)んでする處(ところ)であつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)