“少量”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すこし42.9%
せうりやう28.6%
しようりよう14.3%
けち14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人は、おりんの屍骸の臀部(でんぶ)から少量(すこし)の肉を切り取って明日の捏ねに混ぜることにした。自分自身の一部を手に下げておりんはほほほと笑った。
貧乏(びんばふ)な所帶(しよたい)であれば彼等(かれら)は幾(いく)ら少量(せうりやう)でも不足(ふそく)をいはぬ。然(しか)し多少(たせう)の財産(ざいさん)を有(いう)して居(ゐ)ると彼等(かれら)が認(みと)めて居(ゐ)る家(うち)でそれを惜(をし)めば彼等(かれら)は不平(ふへい)を訴(うつた)へて止(や)まぬ。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
享和年間(きようわねんかん)の鳥海噴火(ちようかいふんか)と享保年間(きようほねんかん)の岩手噴火(いはてふんか)とに於(おい)ては、鎔岩(ようがん)を流出(りゆうしゆつ)せしめたけれども、それも極(きは)めて少量(しようりよう)であつて、山(やま)の中腹(ちゆうふく)までも達(たつ)しないくらゐであつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
負(まけ)たとて大敗軍も無(ねへ)もんだ其樣な少量(けち)な事を聞耳(みゝ)は無(ね)へ此馬鹿八めと罵(のゝし)るにぞ目玉の八は負腹(まけばら)にて心地宜らぬ折柄(をりから)故大いに怒(いかり)ナニ馬鹿八だと此拔作め口の横に裂(さけ)た儘(まゝ)に餘り大造を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)