“少尉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうい62.5%
せうゐ25.0%
しょうじょう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大橋特務曹長とくむそうちょう操縦、林少尉しょうい同乗で、天候の観測をするよゆうもなく、冒険的に日光へ飛行機をかり、御用邸の上をせんかいしながら
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
武村たけむらしからんな、わが軍艦ぐんかん」の道塲破だうじやうやぶりをやつたな、よし、乃公おれ相手あひてにならう。』と突然とつぜん大檣だいしやうかげからあらはれてたのは、いろ黒々くろ/″\とした、筋骨きんこつたくましい年少ねんせう少尉せうゐ
河内守左衛門ノ少尉しょうじょうという一朝臣あそんの身は五位ノ官位にすぎず、単独で主上へ拝謁はいえつをねがい出るなどは、おこがましく、おそれ多いとも万々わかっていたが、やむにやまれぬ果てであったらしい。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)