“特務曹長”の読み方と例文
読み方割合
とくむそうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大橋特務曹長とくむそうちょう操縦、林少尉しょうい同乗で、天候の観測をするよゆうもなく、冒険的に日光へ飛行機をかり、御用邸の上をせんかいしながら
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
司令部の門を出ると、佐山君とあい前後して戸塚特務曹長とくむそうちょうが出て行った。特務曹長とも平素から懇意にしているので、佐山君は一緒にあるきながら又訊いた。
火薬庫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「ここから内へはいってならん。早く帰れ。帰れ、帰れ。」蟻の特務曹長とくむそうちょうが、低い太い声で言いました。
ツェねずみ (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)