“密月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みつげつ50.0%
みつゞき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが彼女には嘗ての密月みつげつの旅を思い起させた程も、異様に甘く懐しく感じられるのでした。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
たび密月みつゞきたび第一夜だいいちやから、附絡つきまとふて、となり部屋へや何時いつ宿やどる……それさへもおそろしいのに、つひ言葉ことばのはづみから、双六谷すごろくだに分入わけいつて、二世にせちぎりけやうとする、けば名高なだか神秘しんぴ山奥やまおく
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)