“神秘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんぴ57.1%
ミステリー10.7%
ミスチツク7.1%
くしび7.1%
しんひ3.6%
じんひ3.6%
じんぴ3.6%
なぞ3.6%
ふしぎ3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は本日、全く予期よきせざる心霊現象しんれいげんしょうにぶつかりました。それは信じられないほど神秘しんぴであり、またおどろくべき明確めいかくなる現象であります。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
不思議な力に引き摺られて行く、娘心の神秘ミステリーとでも言いましょうか、焦躁と不安と、恐怖と期待とのうちに、その夜も次第に更けて行きます。
少くとも世を楽しむメエテルリンクの悲愁かなしみ神秘ミスチツクな蒼い陰影の靄の中に寂しい心の在所ありかを探す物馴れぬ Stranger の心持、その心を私は慕ふ。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
きよきひと神秘くしびなる
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
されば新婚しんこんむこに神水をそゝぐ当社たうしや神秘しんひとぞ。
くわしくはむかし/\物語といふものに見えたり。(国初以来の事を記たる写本、元禄中をさかりにへたる人の老ての作なり)くだんの花水祝ひは神秘じんひあれば別にゆゑよしもあるべし。あなかしこ。
それ等は神秘じんぴな強い生命の力で、黒い目をして夜のしおから出て岸に上り——または毛深い耳を立てて、つたにかくれて身を伸してはいないでしょうか。
盲目的にあなたの意志みこころを行った人々の恥辱はじでございます、デヤドラの死よりもなお恐るべきは、美の大なる奇観ふしぎ神秘なぞが滅びたことでございます、神々は呼んでおられます……コノールよ
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
うつくしさと、うつくしさの面影と、神秘ふしぎと、不思議おどろき
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)