“なぞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ナゾ
語句割合
謎91.4%
擬3.9%
謎語1.6%
斜1.2%
準0.8%
倣0.4%
捺塗0.4%
神秘0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漠然とした恐怖感、謎(なぞ)めいた危険の暗示、しかも断ちがたい異様な執着。そういったものが、脈絡もなく繰り返してあるだけだった。
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
小「吾(わが)身不肖にして本懐を遂げずとも、秦(しん)の豫讓(よじょう)の故事に擬(なぞ)らえ、この頭巾を突き破るは実父の仇(あだ)大野の首を掻き取る心思い知れや、大野惣兵衞」
この原稿を読み終りました私が、その内容の不思議さに眩惑されました結果、もしやこの標題の中に、この不思議な謎語(なぞ)を解決する鍵が隠されているのではないか。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
あの山の斜(なぞ)えに座して
義男さん (新字新仮名) / 今野大力(著)
これに準(なぞ)へて、わが心の下(した)にあるもの。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
雪は、清少納言に倣(なぞ)らえたものと思って下さってもよいでしょう。
通して捺塗(なぞ)って見て下さい。その幻の消えないうちに。色が白いか何ぞのように、胡粉(ごふん)とはいいませんから、墨ででも、渋(しぶ)ででも。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
盲目的にあなたの意志(みこころ)を行った人々の恥辱(はじ)でございます、デヤドラの死よりもなお恐るべきは、美の大なる奇観(ふしぎ)と神秘(なぞ)が滅びたことでございます、神々は呼んでおられます……コノールよ
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)