“奏上”の読み方と例文
読み方割合
そうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太史たいし(史官)の奏上そうじょうによると、昨夜は北斗ほくと七星が光りをかくしたということである。それは何のしょうであろう。師にその禍いをはらう術があるか」
みことはこんなにして、お道筋みちすじぞくどもをすっかりたいらげて、大和やまとへおかえりになり、天皇にすべてをご奏上そうじょうなさいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
その状態じょうたいがどれぐらいつづいたかは自分じぶんにはすこしもわかりませぬ。が、不思議ふしぎなことに、そうしてあいだ現世げんせ人達ひとたち奏上そうじょうする祝詞のりとるようにはっきりとみみひびいてるのでございます。