“奏者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうしゃ50.0%
そうじゃ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安土の奏者そうしゃ森蘭丸が、往年この坂本で戦死した森三左衛門の次男であるところから、ひそかに現在の美濃の領からこの坂本へ領地がえになりたい希望を抱いているし
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
微賤びせんな一廷尉の分際ぶんざいが、かくも長々と、愚言を奏したてまつろうなどとは、たれしも夢思わぬことではあったが、賜謁しえつをお取次いたした奏者そうじゃのつみも軽くない。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)