“公司”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうし33.3%
コンス33.3%
かいしゃ16.7%
こんす16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この雲南うんなん錫鉱有限公司こうしの鉱山では、春生しゅんせい戦慄せんりつして語ったように、統計によっても、確かに一年間六十パーセントの児童坑夫が居なくなるのだった。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
永安公司コンスというデパートが日本の国東京市に於ける最大のデパート三越ぐらいも大きいであろうということや、租界のまつりごとが複雑なので、一つの租界で犯罪した罪人が
赤げっと 支那あちこち (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ヘアネットの髪、田舎の辮髪者の髪、三銭か四銭で切らして、仲買人、公司かいしゃへ持って来て売る。辮髪切らない者、税金を出せという。公司、仲買人の持ってきた髪を、また六割か、五割に値切る。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
とほくアムールのきしなみひゞきは、興安嶺こうあんれいえ、松花江しようくわかうわたり、哈爾賓はるびん寺院じゐんすり、間島かんたう村々むら/\つたはり、あまねく遼寧れいねい公司こんするがし、日本駐屯軍にほんちうとんぐん陣営ぢんえいせま