“値切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねぎ71.4%
ねぎり14.3%
ねぎっ7.1%
ねぎつ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なに任務にんむだからと、何樓なにやかのまへで、かけつて、値切ねぎつて、ひきつけへとほつてさけると、階子はしごちうくらゐのおのぼ二人ふたり、さつぱりてない。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
電車のない夏の炎天を壱岐殿いきどの坂下まで歩いて紅葉はヨボヨボじいさんの二人乗を見付け、値切ねぎり倒して私と二人で合乗あいのりして行くと
いずれでもよろしい、政府がかっままあたいで売てれるとえば、私はどんなにでも骨をおって、本を吟味ぎんみして値切り値切ねぎって安く買うて売てるようにするが、政府がもうけると云えば
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
えらう早くたな、まだ薄暗うすぐらいのに。金「エヘヽヽ昨晩さくばんおほきにおやかましうございます。坊「ウム値切ねぎつた人か、サ此方こつち這入はいんなさい。金「へい、有難ありがたう。坊「穏坊をんばう/\、見てげろ。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)