“保養”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほやう57.1%
ほよう42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月夜つきよなんざ、つゆにもいろそまるやうに綺麗きれいです……おかげかうむつて、いゝ保養ほやうをしますのは、手前てまへども。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
つて、折角せつかく保養ほやうつた轉地先てんちさきからいまかへつてたばかりのをつとに、かないまへよりかへつて健康けんかうわるくなつたらしいとは、どく露骨ろこつはなにくかつた。わざと活溌くわつぱつ
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
(ハ)精神せいしん保養ほよう。 しかし、ずっと最近さいきんでは、森林しんりん利用りようを、もっとすゝめて、直接ちよくせつ人々ひとびと健康けんこうのために應用おうようすることをかんがへつきました。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
じょうさんは、病気びょうきのため海岸かいがん保養ほようにいっていました。そして、そこで、この広告こうこくたのであります。
楽器の生命 (新字新仮名) / 小川未明(著)