“令”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れい50.0%
15.6%
りょう9.4%
ふれ6.3%
せしめ3.1%
3.1%
せし3.1%
のり3.1%
よく3.1%
レイ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平陽へいようれいを勤めていた朱鑠しゅれきという人は、その性質甚だ残忍で、罪人を苦しめるために特に厚い首枷くびかせや太い棒を作らせたという位である。
 功を計るは戦の応に終るべきを考ふる也、相除するは其の終をくすることを為す也。時を以ては其の当に然るべきの時を以て也。
囲碁雑考 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
りょう神祇令じんぎりょうには天神地祇という名を存し、地祇は『倭名鈔わみょうしょう』のころまで、クニツカミまたはクニツヤシロとみますが、この二つは等しく神祇官において
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
、近日お目にかけようと思う。だが城内の人達だけでは目先が変わらなくて面白くない。百姓町人の隔てなく、木曽一円にふれを出し、見目みめよい男女をり集めるよう
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
国許くにもと之儀は、いよいよ稠敷きびしく仰渡候由候処に、せしめ違背密々呑申者共有之、後には相知、皆死罪に為仰渡由候云々。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
よろしく京及び諸国をして天神地祇てんしんちぎ名山大川にはみづか幣帛へいはくを致さむべし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
啓達けいたつせしめ候豫々かね/″\道中御奉行樣御ふれ有之候將軍代替だいがはり御巡見使じゆんけんし松平縫殿頭まつだひらぬひのかみ梶川かぢかは庄右衞門樣御先觸さきぶれ參り來月らいげつ中旬頃ちうじゆんごろ止宿ししゆくの由に御座候尤も此度は先々の御巡見とは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一〇〇したしきをはかるべきのりにもたがひて、筆の跡だもれ給はぬ叡慮みこころこそ、今はひさしきあたなるかな。
(三) ことよくし色をよくする(人)は、すくなし、仁あること。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
弊館ニは弾薬大小の砲銃取りそろへ在之、一度レイし候得ば、諸将雲の如ニ相会、百万の兵馬唯意の如くと奉存候。