“倭名鈔”の読み方と例文
読み方割合
わみょうしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肥前値賀ちかしま美々良久みみらくの崎などもまさしくその一例であるが、是とよく似た構成をもつものは、『倭名鈔わみょうしょう』以前からの諸国の郡郷名に多い。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
国郡郷名にも『倭名鈔わみょうしょう』以前からのもので、よほどこじつけないと説明のならぬものに、これまた同様に二音のものが多い。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ただその記事が二つ離れた場処に出ているので、同物異名とも見られぬことはないが、『倭名鈔わみょうしょう』では少なくとも、両者を二種の獣としている。
狸とムジナ (新字新仮名) / 柳田国男(著)