“二腰”の読み方と例文
読み方割合
ふたこし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見合みあいとき良人おっと服装ふくそうでございますか——服装ふくそうはたしか狩衣かりぎぬはかま穿いて、おさだまりの大小だいしょう二腰ふたこし、そしてには中啓ちゅうけいってりました……。
致す可しと云時又此方の並木なみきかげより一人は小紋紬こもんつむぎの小袖一人は小紋木綿こもんもめん布子ぬのこ股引もゝひき脚絆きやはん甲斐々々かひ/\敷出立にて二腰ふたこしを横たへたるが兩人等くあらはれ出如何に吾助今はのがれんとするともみちなし早々さう/\うらみのやいば
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
塾生裸体当時は士族の世の中だから皆大小はして居る、けれども内塾生ないじゅくせい五、六十人の中で、私は元来物を質入れしたことがないから、双刀そうとうはチャントもって居るそのほか、塾中に二腰ふたこし腰もあったが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)