“上策”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうさく60.0%
じやうさく40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奇略きりゃくにとんだそのほうのことゆえ、なお上策じょうさくがあればまかせおくが、して、この小娘をおとりにしてどうする所存しょぞんであるか」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が、それもこれもじきかれ疲労つからしてしまう。かれはそこでふとおもいた、自分じぶん位置いち安全あんぜんはかるには、女主人おんなあるじ穴蔵あなぐらかくれているのが上策じょうさくと。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
が、れもれもぢきかれ疲勞つからしてしまふ。かれそこでふとおもいた、自分じぶん位置ゐち安全あんぜんはかるには、女主人をんなあるじ穴藏あなぐらかくれてゐるのが上策じやうさくと。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
かくときすぎて又江戸へ來るが上策じやうさくならんとにはか旅立たびだち用意よういせしがさりとて是迄これまでに心をつくせし藤重ふぢしげを一夜なりとも手に入ずして別れんこと口惜し今宵こよひひそか忍行しのびゆきはなし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)