“三戸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんのへ91.7%
さんこ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上北郡十和田村では、昭和六年十一月、七百戸全戸に病人があり、三戸さんのへ郡猿辺村では三百戸全戸に二百五十の病人があると帝国農会報は伝えている。
(1)糠部郡は、いまの陸奥、陸中の二国に跨がった二戸にのへ三戸さんのへ九戸くのへの郡辺の総称である。昔ここに長者があった。
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)
このむら半農半漁はんのうはんりよう小部落しようぶらくであるが、地震ぢしん當日とうじつ丁度ちようど蠶兒掃立さんじはきたてあたり、暖室用だんしつよう炭火すみびもちひてゐたいへおほく、そのうち三十六戸さんじゆうろつこからはけむりし、つひ三戸さんこだけはあがるにいたつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)