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あざけり
ふりがな文庫
“あざけり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嘲
51.6%
嘲笑
25.8%
嘲罵
9.7%
冷笑
3.2%
嘲侮
3.2%
嘲弄
3.2%
嬉笑
3.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘲
(逆引き)
どうかすると外の人の前で、此詞を言ひ出す事がある。
例之
(
たとへ
)
ば公爵に向いてそんな事を言ふ。公爵は軽い
嘲
(
あざけり
)
の表情を以て、唇に皺を寄せる。
クサンチス
(新字旧仮名)
/
アルベール・サマン
(著)
あざけり(嘲)の例文をもっと
(16作品)
見る
嘲笑
(逆引き)
私は憑かれた人のように雪の原ッぱに立竦んでしまった。まだ鳴り止まぬ不気味な鐘の音が、悪魔の
嘲笑
(
あざけり
)
のように澄んだ空気を顫わせつづける。
寒の夜晴れ
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
あざけり(嘲笑)の例文をもっと
(8作品)
見る
嘲罵
(逆引き)
あゝ
此樣
(
こん
)
な
事
(
こと
)
と
知
(
し
)
つたら
何故
(
なぜ
)
倫敦
(
ロンドン
)
邊
(
へん
)
の
流行歌
(
はやりうた
)
の
一節
(
ひとふし
)
位
(
ぐら
)
いは
覺
(
おぼ
)
えて
置
(
お
)
かなかつたらうと
悔
(
くや
)
んだが
追付
(
おひつ
)
かない、
餘
(
あま
)
りの
殘念
(
くやし
)
さに
春枝夫人
(
はるえふじん
)
の
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
ると、
夫人
(
ふじん
)
も
今
(
いま
)
の
嘲罵
(
あざけり
)
を
耳
(
みゝ
)
にして
多少
(
たせう
)
心
(
こゝろ
)
に
激
(
げき
)
したと
見
(
み
)
へ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
あざけり(嘲罵)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
冷笑
(逆引き)
……そして、この乞食に憐みを投げて呉れる一人の女が、自分に
冷笑
(
あざけり
)
を見せて離れて行くのが見え透いてゐるやうで、云ひやうのない寂しさを覺えた。
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
あざけり(冷笑)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘲侮
(逆引き)
境遇も、容貌も、風采も、彼が持って世と闘って来たものは、世の美しい女性などから、あらゆる
蔑
(
さげす
)
みと、
嘲侮
(
あざけり
)
とを、浴びせられて来た。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あざけり(嘲侮)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘲弄
(逆引き)
どの顔も
獰猛
(
どうもう
)
で、よく見るとその獰猛のうちに、
軽侮
(
あなどり
)
と、
嘲弄
(
あざけり
)
と、好奇の念が判然と彫りつけてあったのは、首を上げる
途端
(
とたん
)
に発明した事実で、発明するや否や、非常に不愉快に感じた事実である。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あざけり(嘲弄)の例文をもっと
(1作品)
見る
嬉笑
(逆引き)
或人は
嬉笑
(
あざけり
)
をうけ、鞭打れ、
縲絏
(
なわめ
)
と
囹圄
(
ひとや
)
の苦を受け
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
あざけり(嬉笑)の例文をもっと
(1作品)
見る
“あざけり”の意味
《名詞》
嘲ること。嘲笑。
《動詞》
「あざけり」の連用形。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あざわら
あざ
わら
あざわらい
あざわらひ
せせらわら
ひやか
せゝらわら
せゝわら
ひや