“倫敦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ロンドン96.5%
ろんどん2.1%
まち0.7%
ウエスト・エンド0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倫敦ロンドンで二ヶ月ばかり下宿住いをしたことがあるけれど、二ヶ月のあいだじゅう朝御飯が同じ献立だったのにはびっくりしてしまった。
朝御飯 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
じつ先日せんじつ倫敦ろんどん友人いうじんから『世界せかい名畫めいぐわ』とだいして、隨分ずゐぶん巧妙かうめうすつてあるのを二十まいばかりおくつてれたがね、それは如何どうだらうかとおもふのだ。』
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
復活祭の議會のお休みが濟みますと、先頃ミルコオトの議員にお選ばれになつたジョオジ・リン卿は倫敦まちへいらして、議席にお着きにならなくてはなりますまい。
第一回、酒場「巴里」の場で、安南王宗竜皇帝が倫敦ウエスト・エンド仕立てのタキシードの襟に婀娜あだに臙脂色のカアネーションを揷していられたことを。これがその夜の花だったのである。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)