“題”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だい87.5%
テーマ3.1%
だいす3.1%
みだし3.1%
テマ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下宿げしゆくには書物しよもつたゞさつ『千八百八十一年度ねんどヴインナ大學病院だいがくびやうゐん最近さいきん處方しよはう』とだいするもので、かれ患者くわんじやところときにはかなられをたづさへる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
げにこゝにいたり我は自らわが及ばざりしを認む、喜曲または悲曲の作者もそのテーマの難きに處してかくくぢけしことはあらじ 二二—二四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
その時あたかも牡丹の花生けの傍に置いてあつた石膏せっこうの肖像を取つてその裏に「みずからだいす。土一塊牡丹生けたるその下に。年月日」
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
それにはこんなみだしがついていた。
狂人日記 (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
あの三氏の伝説は、あれは修身教科書などで、「忍耐」だの、「大勇と小勇」だのというテマでもってあつかわれているから、われら求道ぐどうの人士をこのように深く惑わす事になるのである。
親友交歓 (新字新仮名) / 太宰治(著)