“にはき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
庭木66.7%
庭樹33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなのをると、もうはるたのかとおもはれます。蝋梅ろうばいはもと支那しなさんですが、はや我國わがくに移植いしよくされおほくは庭木にはきとして灌木状かんぼくじようをしてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
花櫻はなざくら香山家かやまけときこえしは門表もんへうじゆよむまでもなく、同族中どうぞくちう其人そのひとありとられて、みづのながれきよ江戸川えどがは西にしべりに、和洋わやうづくりきはめねど、ひとあしむる庭木にはきのさまざま
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その四角なる雪を脊負せおひあるひは担持になひもちにするなど暖国だんこくの雪とは大にことなり、雪にえだを折れじと杉丸太をそへてしばりからげおきたる庭樹にはきなども
その四角なる雪を脊負せおひあるひは担持になひもちにするなど暖国だんこくの雪とは大にことなり、雪にえだを折れじと杉丸太をそへてしばりからげおきたる庭樹にはきなども
雪につぶされざるため也。庭樹にはきは大小にしたがえだまぐべきはまげて縛束しばりつけ椙丸太すぎまるた又は竹をつゑとなしてえだつよからしむ。雪をれをいとへば也。冬草ふゆくさるゐ菰筵こもむしろを以おほつゝむ。