“ちツ”の漢字の書き方と例文
語句割合
些100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此人(このひと)も生(うま)れ落(お)ちると此山(このやま)で育(そだ)つたので、何(なん)にも存(ぞん)じません代(かはり)、気(き)の可(い)い人(ひと)で些(ちツ)ともお心置(こゝろおき)はないのでござんす。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
『縱令(よし)、それが全(まつた)く卵(たまご)を孵(かへ)す邪魔(じやま)をしないにせよ』と云(い)つて鳩(はと)は、『それにしても、私(わたし)は晝夜(ちうや)蛇(へび)を見張(みは)らなければならない!さう云(い)へば、私(わたし)はこの三週間(しうかん)些(ちツ)とも羊(ひつじ)の影(かげ)も見(み)ないが!』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
(難有(ありがた)う存(ぞん)じます、未(ま)だ些(ちツ)とも眠(ねむ)くはござりません、前刻(さツき)体(からだ)を洗(あら)ひましたので草臥(くたびれ)もすつかり復(なほ)りました。)
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
『矢張(やつぱり)濡(ぬ)れてるは、些(ちツ)とも乾(かわ)かなくッてよ』と愛(あい)ちやんが悲(かな)しさうに云(い)ひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『私(わたし)には些(ちツ)とも解(わか)りませんの』と愛(あい)ちやんは出來(でき)るだけ丁寧(ていねい)に云(い)ひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)