“せきじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昔時73.3%
夕時6.7%
席次6.7%
関路6.7%
隻耳6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし戻ってもそれは全く新なる形式内容を有するもので、浅薄せんぱくなる観察者には昔時せきじに戻りたる感じを起させるけれども、実はそうではないのであります。
教育と文芸 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
穰苴じやうしよすなはへうたふ(一二)ろうけつし、りてぐんめぐへい(一三)ろくし、約束やくそく(一四)申明しんめいす。約束やくそくすでさだまる。夕時せきじ莊賈さうかすなはいたる。穰苴じやうしよいはく、『なんすれぞおくるる』
席次せきじ不同ふどうおも々々/\めてはゐるが、高聲かうせいかたるもの、わらふものは一人ひとりもなかつた。そうみな紺麻こんあさ法衣ころもて、正面しやうめん曲彔きよくろく左右さいうれつつくつてむかあはせにならんだ。その曲彔きよくろくしゆつてあつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
まだこの関路せきじかいでは、胆吹も、松尾も、南宮山も見えないと見るが正しい、しかし、それらの山の方角を指し、もすそをとらえたと見れば、当らずといえども遠からぬものがある。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
高朗の気ほねとほり清幽の情肉に浸むあしたの趣こそ比ぶるに物なけれ、今しもあふいで彼の天成の大画たいぐわ双眸さふぼうを放ち、して此の自然の妙詩に隻耳せきじを傾け、をくぐり芝生を辿たど
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)