“ことは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
47.1%
29.4%
事者5.9%
5.9%
謝絶5.9%
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれの方が怜悧れいりになると、お前は涙といふ武器で俺を苦しめるんだからな。雖然けれどもちかことはツて置くが、陰欝いんうつなのは俺の性分で、しよを讀むのと考へるのが俺の生命だ。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
だい一、病中びやうちうは、取乱とりみだした姿すがたせるのを可厭いやがつて、見舞みまひくのをことはられた自分じぶんではないか。——これわるい。こんなところを。あゝ、まない。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手前事者ことは身健みすこやかに、心中平安喜楽、其地之事者常敬策三子被相守、毫も案思あんじ不申、但其地に而怖畏致居候と案思候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
といふことはで、Be と red との間が一リイグある。一リイグはおよそ三哩の長さである。
自分は堪らなかつたが、彼は酷く真剣で真赤になつてゐるので、謝絶ことはる隙もなかつた。自分は、仕様ことなしに凝つと彼の顔を眺めてゐた。自分は、未だんな人の前でも嘘をついた経験はない。
夏ちかきころ (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
隣の老人は二三度ことはつて見たが、それでもあとでは四五杯受けて飲んだ。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)