“きんもじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
金文字100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外から中が見られるガラスのかんをつくり、その中に姫のからだをねかせ、その上に金文字きんもじで白雪姫という名を書き、王さまのお姫さまであるということも、書きそえておきました。
学術雑誌で名前を知っている偉い博士たちの研究室が、納骨堂のうこつどうの中でもあるかのように同じ形をしてうちならび、白い大理石の小さい名札の上にその研究室名が金文字きんもじしるされてあった。
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
宗助そうすけはしばらく其前そのまへつて、あかあをしま模樣もやううへに、あざやかにたゝんである金文字きんもじながめた。表題へうだい意味いみ無論むろんわかるが、つて、なかしらべてやうといふ好奇心かうきしんはちつともおこらなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)