“金文字”の読み方と例文
読み方割合
きんもじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのホテルの石は、みどり色の霧でしっとりれていた。石の門の上に、金文字きんもじでほそく、HOTEL SWITZERLAND と彫り込まれていた。
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)
ニールスは、金文字きんもじで書いた大きなはたがヒラヒラしているのを見て、すぐにそれとわかりました。その人たちは、いつまでもいつまでも、歌っていました。
後ろの丁字街の突き当たりには、破れた匾額へんがくがあって「×亭口ていこう」の四つの金文字きんもじ煤黒すすぐろく照らされていた。
(新字新仮名) / 魯迅(著)