“かあいさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
可愛想38.1%
可哀相28.6%
可哀想14.3%
可愛相9.5%
可憐相4.8%
憫然4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其中そのうちたれ云ふと無く桑盗人ぬすびとはお玉の母親に違ひ無いと云ふ事が評判になりまして可愛想かあいさうその娘のお玉までも憎まれてこの村を追ひ出されてしまひました。
金銀の衣裳 (新字旧仮名) / 夢野久作(著)
「そんだがむすめ年頃としごろてんのにるとかとるとかしねえぢや可哀相かあいさうだよなあ」ばあさんくちはそれからそれときなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ふくろもねえのにおめえいゝ加減かげんにしろよ、可哀想かあいさうぢやねえか、そんなことしておめえいくつだとおもふんだ、さう自分じぶんのやうに出來できるもんぢやねえ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
いはれたものかソレ貴殿おまへが幸手の町へ來たときは尾羽をは打枯うちからした素浪人すらうにんくふくはずの身を可愛相かあいさうだと云て穀平では始終しじう世話を成れおや同前どうぜんに大恩をうけた其平兵衞さんさへ殺す程の大惡人兄弟ぶんぐらゐわたしの夫を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
妾自分が愛されようなんて気はもう全で微塵もなくつてよ。だけど妾心から可憐相かあいさうだと云ふ気にならなくつちや本当に愛する事は出来ないんですもの。
「俺の生母はゝのやうに早死わかじにしても憫然かあいさうだが、また比のおふくろのやうになツても氣の毒だ。」とムラムラと同情の念が湧いた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)