『国際聯盟とは如何なものか（こくさいれんめいとはどんなものか）』

国際聯盟というものに就ては分ったようで分らぬものが多い。英国は聯盟を創設する当時、あれほど熱心に主張した国でありながら、同国人中にはいまだにその性質を充分に理解せぬものが多い。国際聯盟の本場ともいうべき瑞西のジュネーヴに於てさえもこれを知ら …

著者	新渡戸稲造
ジャンル	社会科学 > 政治 > 外交・国際問題
初出	「実業之日本　二八巻四号」実業之日本社、1925（大正14）年2月15日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約11分（500文字/分）
朗読目安時間	約18分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

諾威（ノルーウェー） 在（ま） 各（めいめい） 下（さが） 下（もと） 若（し） 異（ことな） 瑞西（スイッツル） 従（したがっ） 苦（くるし） 勧（すすめ） 風（ふう） 御名（おんな） 徐（おもむろ） 巴里（パリー） 繙（ひもと） 智利（チリ） 来（きた） 某氏（ぼうし） 波蘭（ポーランド） 滔々（とうとう） 瑞典（スエーデン） 叮嚀（ていねい） 卓子（テーブル） 督促（とくそく） 数多（あまた） 羅馬（ローマ） 傍（そば） 何時（いつ） 蘇蘭（スコットランド） 何処（どこ） 面（おもて） 頗（すこぶ） 上海（シャンハイ） 和蘭（オランダ） 如（ごと） 如何（いか） 対手（あいて） 履行（りこう） 差当（さしあた） 差支（さしつかえ） 執（と） 嗣（つ） 善（よ） 外（ほか） 御尤（ごもっと） 手許（てもと） 折角（せっかく） 挙（あ） 捌（さば） 推（お） 掩（おお） 改刪（かいさん）