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𨋳
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とこ
ふりがな文庫
“
𨋳
(
とこ
)” の例文
けたゝましく音を立てて燃える
松明
(
まつ
)
の光は、一しきり赤くゆらぎながら、忽ち狹い
輫
(
はこ
)
の中を鮮かに照し出しましたが、
𨋳
(
とこ
)
の上に
慘
(
むごた
)
らしく、鎖にかけられた女房は——あゝ、誰か見違へを致しませう。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
けたゝましく音を立てて燃える松明の光は、一しきり赤くゆらぎながら、忽ち狭い
輫
(
はこ
)
の中を鮮かに照し出しましたが、
𨋳
(
とこ
)
の上に
惨
(
むごた
)
らしく、鎖にかけられた女房は——あゝ、誰か見違へを致しませう。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
𨋳
部首:⾞
13画