“齢詞”の読み方と例文
読み方割合
ヨゴト100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この以前からほきは、生活力増進の祝福詞である為に、齢詞の名を持つて居たらしく、よごと必しも奏詞にも限らなかつた様である。
よごとは、臣従を誓ふ者が、其氏族の守護霊を捧げて、長者の齢を祝福する意味の詞であつた。だから、寿詞は、実は齢詞である。宣があれば奏が伴ふ。
高御座 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
前者がほぎ歌であつて、後者は寿詞と称せられた。寿詞は、祝詞の古い形を言ふので、発想法から、文章の目的とする相手まで、祝詞とは違うて居る。よごとは生命の詞、即「齢詞」の義が元である。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)