“鼻加太児”の読み方と例文
読み方割合
びかたる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云ふ良人をつとも眠さうである。この人は昨夜ゆうべ鼻加太児びかたるから発𤍠して苦しがつて夜通よどほし寝なかつたのである。私も心細くて起きたままで居た。伯林ベルリンは昼の十二時半に立つて来た。今は夜の九時過ぎである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)