黙々自若もくもくじじゃく)” の例文
駈け出して小賢こざかしげに納所坊主なっしょぼうず両三名がさえぎったのを、黙々自若もくもくじじゃくとして、ずいとさしつけたのは夜鳴きして参ったと言った眉間三寸、三日月形のあの冴えやかな向う傷です。