黙々然々もくもくねんねん)” の例文
ものの半日あまり、枯木寒巌こぼくかんがんといったていで、半眼をとじながら黙々然々もくもくねんねんとしていたが、お調べも間もない辰刻いつつになると、とつぜんカッと眼を見ひらいて
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)