お二人の中のお子さまは、うの羽根の屋根がふきおえないうちにお生まれになったので、それから取って、鵜茅草葺不合命うがやふきあえずのみこととおびになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
鵜茅草葺不合命うがやふきあえずのみことは、ご成人の後、玉依媛たまよりひめを改めておきさきにお立てになって、四人の男のお子をおもうけになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)