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鮠
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ばえ
ふりがな文庫
“
鮠
(
ばえ
)” の例文
藻草
(
もぐさ
)
が静かに揺れている水の中を
覗
(
のぞ
)
くと、ひらたという躯の透明な小さい
川蝦
(
かわえび
)
がい、やなぎ
鮠
(
ばえ
)
だの、金鮒などがついついと泳ぎまわっていた。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ひらたという
川蝦
(
かわえび
)
や、やなぎ
鮠
(
ばえ
)
もいたが、鮒のほうが多く、それも三寸くらいの手ごろな、——というのは私が
喰
(
た
)
べるのに、という意味であるが、——形のものであった。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
芦の茂みは浅い沼に続いてい、そこでは
鮒
(
ふな
)
ややなぎ
鮠
(
ばえ
)
がよくとれるからだ。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“鮠(ハヤ)”の解説
ハヤ(鮠, 鯈, 芳養)は、日本産のコイ科淡水魚のうち、中型で細長い体型をもつものの総称である。ハエ、ハヨとも呼ばれる。
釣り用語や各地での方言呼称に用いられ、標準和名に「ハヤ」が組みこまれた種もある。主な魚としては以下のようなものがいる。
ウグイ
アブラハヤ
タカハヤ
オイカワ
ヌマムツ
カワムツ
餌はサシ、パン、ミミズ、練り餌、川虫、赤虫、毛鉤など。
泳がせ釣り用の活き餌として釣られることもある。
(出典:Wikipedia)
鮠
漢検1級
部首:⿂
17画
“鮠”を含む語句
小鮠
白鮠
鮠突