魚類ぎょるい)” の例文
金博士は、大自然力だいしぜんりょくを向うへ廻してのこの極めて困難なる大事業をわずかの燻製の魚類ぎょるいを代償に簡単に引受けてしまったのであった。
魚類ぎょるいでは方頭魚あまだい未醤漬みそづけたしんだ。畳鰯たたみいわしも喜んで食べた。うなぎは時々食べた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)