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魔風恋風
ふりがな文庫
“魔風恋風”の読み方と例文
読み方
割合
まかぜこいかぜ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まかぜこいかぜ
(逆引き)
一般家庭でも『学士様なら娘を遣るか』といった調子で、紅葉山人の
金色夜叉
(
こんじきやしゃ
)
や、小杉天外の
魔風恋風
(
まかぜこいかぜ
)
が到る処にウロウロしていた。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
よく学校の帰りなどに宝沢が伊東を店先に待たせておいて、『
魔風恋風
(
まかぜこいかぜ
)
』『はつ姿』などという小説本をひっくり返していると、なんにも知らない伊東はそれも『肉蒲団』の類かと思って
暴風雨に終わった一日
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
その浮気の裡面には呉家の血統の継続という痛々しい、悲しい観念が有力に動いていた。それが
魔風恋風
(
まかぜこいかぜ
)
以来の自由恋愛の風潮に乗って具体化されたものに
外
(
ほか
)
ならない。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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(2作品)
見る
“魔風恋風”の解説
『魔風恋風』(まかぜこいかぜ)は、小杉天外の長編小説。1903年(明治36年)2月25日から9月16日まで、『読売新聞』で連載。
当時の男女学生の風俗が描かれた悲恋物語。
本作は流行歌の歌詞にもなり、トレンディ小説として話題を呼んだとも考えられる。
1905年には劇化もされており、新聞の再販という異例の現象が起こるなど、非常に人気があったが、今日では通俗小説として、考察される機会に乏しい。1950年代に岩波文庫に収録された。
(出典:Wikipedia)
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
恋
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
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