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鬱陶
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うっと
ふりがな文庫
“
鬱陶
(
うっと
)” の例文
桔梗 お
鬱陶
(
うっと
)
しかろうと思いまして。それには、申分のございませんお日和でございますし、遠山はもう、もみじいたしましたから。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
青葉を吹く窓の風、外は海底のような深い緑で申分なく爽やかな小屋ですが、部屋の中は何となく
鬱陶
(
うっと
)
しい空気が、古沼のようによどんでおります。
水中の宮殿
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
弁天様の御姿にも、蠅がたかれば、お
鬱陶
(
うっと
)
しい。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“鬱陶”の意味
《名詞》
鬱陶(うっとう、うつよう)
気がふさいで晴れ晴れとしない様。
(出典:Wiktionary)
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
陶
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“鬱陶”で始まる語句
鬱陶敷