高麗郡こまぐん)” の例文
そして比企郡ひきぐんの将軍沢、須賀谷を経、やがて高麗郡こまぐんの一端をさらに南へ、女影おなかげヶ原、広瀬、入間川という順に、いよいよ、武蔵野の青と五月の雲をのぞんでいた。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)