“驪姫”の読み方と例文
読み方割合
りき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど献公が見るに、正室の子はいずれも秀才なので、驪姫りき讒言ざんげんしても、それを廃嫡はいちゃくする気にはなれずにいた……
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが、やがて献公の第二夫人の驪姫りきにもひとりの子が生れた。驪姫はその子に国を継がせたく思い、つねに正室の子の申生や重耳を悪くいっていた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)