香烟こうえん)” の例文
わたしは死してののちはあの安らかな世にく様せめては一本の香烟こうえんを立ててもらいたいが、それも一度実家をでてこの家の妻となりしものが、死せるのち再び父なる人の御世話になるのは
二面の箏 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)